ニュースの織り込み時間を自分で測る手順
ニュース反応は「速さ」ではなく「どの段階から参加できたか」の問題です。一次配信から執行までの時間差を5段階に分解し、前提の固定方法、材料の型別の違い、検証が崩れる条件までを整理します。
相場分析と手法の検証を、後から読み返せる形で残していく研究ノートです。
ニュース反応は「速さ」ではなく「どの段階から参加できたか」の問題です。一次配信から執行までの時間差を5段階に分解し、前提の固定方法、材料の型別の違い、検証が崩れる条件までを整理します。
提示スプレッドは条件付きの最小値にすぎない。拡大・スリッページ・約定拒否・スワップを含めた実効コストの分解と、注文種別ごとに自分で測るための記録項目、この方法が効かない条件までを整理します。
はじめに:同じ陽線でも中身が違う ドル円のチャートに大きな陽線が立ったとき、それが「ドルが買われた結果」なのか「円が売られた結果」なのかは、ドル円のチャート単体からは判別できません。価格は2つの通貨の相対関係しか表さない…
週明けに価格が飛ぶ、いわゆる「窓(ギャップ)」について、「窓は埋まる」という言い回しは古くから繰り返されています。窓とは、前の取引終了時の価格と次の取引開始時の価格が離れ、チャート上に空白が生じる状態を指します。「埋まる…
なぜ「振り返り」だけをAIに任せるのか 生成AI(大量のテキストを学習し、質問に対して文章を生成するモデル)をトレードに使うと聞くと、多くの人はまず「予想させる」ことを思い浮かべます。しかし、将来の値動きの予測精度を個人…
はじめに:その判定は、いつ時点の情報で下せたか チャートを後から眺めれば、どこがレンジでどこがトレンドだったかは誰でも指摘できます。問題は、その判定が「右端にローソク足が1本ずつ増えていく状況」で、同じように下せたかどう…
「東京はレンジ、ロンドンはトレンド、ニューヨークは乱高下」。為替の時間帯分析でよく語られる要約です。ただ、この種の言い回しは誰が・いつ・どの通貨ペアで測ったのかが抜け落ちたまま流通しがちで、そのまま手法の前提にすると、検…
ロットサイズの決め方は、エントリー条件ほど議論されないわりに、口座の寿命を左右します。同じシグナル、同じ勝率、同じ損益比でも、1回あたりのロットの決め方が違うだけで、連敗を抜けた後の残高はまったく別物になります。この記事…
なぜ出口の議論は「値幅」に偏るのか エントリーのルールを詰める人は多いのに、出口(エグジット)については「リスクリワード1:2」「20pips取って終わり」といった値幅の話で止まりがちです。値幅は数字が明快で、バックテス…
バックテスト(過去データでルールを機械的に再現し、損益を計算する検証)で右肩上がりの資産曲線が出たのに、実運用に移した途端に横ばい、あるいは緩やかな右肩下がりになる。これは個人・機関を問わず繰り返し報告されてきた現象です…
ブレイクアウトでもサインでも、「シグナルが出た瞬間に入るか、そのローソク足が確定するまで待つか」は、裁量・システムを問わず誰もが一度は悩むところです。一般には「1本待てばダマシが減る」と語られます。それ自体は間違っていま…
チャート画像をAIに投げて「これはどう見える?」と聞くのは、もはや珍しい作業ではなくなりました。マルチモーダル(テキストだけでなく画像や音声も同時に扱える)型の大規模言語モデルが普及し、ローソク足のスクリーンショットから…