相場分析2026年10月13日 セッション別の「性格差」は信じる前に自分のデータで測り直す — 時間帯分析が効く条件と効かない条件 「東京はレンジ、ロンドンはトレンド、ニューヨークは乱高下」。為替の時間帯分析でよく語られる要約です。ただ、この種の言い回しは誰が・いつ・どの通貨ペアで測ったのかが抜け落ちたまま流通しがちで、そのまま手法の前提にすると、検…
手法・戦略2026年10月13日 連敗10回で口座に何が残るか — 固定ロットと資金比率、分岐点を計算で確かめる ロットサイズの決め方は、エントリー条件ほど議論されないわりに、口座の寿命を左右します。同じシグナル、同じ勝率、同じ損益比でも、1回あたりのロットの決め方が違うだけで、連敗を抜けた後の残高はまったく別物になります。この記事…
手法・戦略2026年10月12日 利確は「値幅」より先に「保有時間」を疑え — タイムエグジット検証の設計図 なぜ出口の議論は「値幅」に偏るのか エントリーのルールを詰める人は多いのに、出口(エグジット)については「リスクリワード1:2」「20pips取って終わり」といった値幅の話で止まりがちです。値幅は数字が明快で、バックテス…
手法・戦略2026年10月12日 バックテストが崩れるのは「未来が違う」からではない — 過剰最適化を切り分ける3つの確認 バックテスト(過去データでルールを機械的に再現し、損益を計算する検証)で右肩上がりの資産曲線が出たのに、実運用に移した途端に横ばい、あるいは緩やかな右肩下がりになる。これは個人・機関を問わず繰り返し報告されてきた現象です…
手法・戦略2026年10月11日 確定足を1本待つのは「フィルタ」ではなく「コストの付け替え」である ブレイクアウトでもサインでも、「シグナルが出た瞬間に入るか、そのローソク足が確定するまで待つか」は、裁量・システムを問わず誰もが一度は悩むところです。一般には「1本待てばダマシが減る」と語られます。それ自体は間違っていま…
AIとトレード2026年10月10日 AIのチャート読みは「仮説生成」までが安全圏 ― 売買判断に渡してはいけない境界線 チャート画像をAIに投げて「これはどう見える?」と聞くのは、もはや珍しい作業ではなくなりました。マルチモーダル(テキストだけでなく画像や音声も同時に扱える)型の大規模言語モデルが普及し、ローソク足のスクリーンショットから…
相場分析2026年10月10日 米雇用統計の±30分は「方向」ではなく「執行コスト」が支配する — 自分で測るための観測項目 米雇用統計の前後は、多くの個人トレーダーが「上か下か」を考える時間帯です。しかし口座の損益に実際に効いているのは、方向の読みよりも執行(約定)の質であることが少なくありません。同じ判断・同じエントリー価格を狙っても、スプ…
手法・戦略2026年10月8日 損切り幅は「距離」で決めるな、「何を固定するか」で決めろ — 固定pipsとATR基準の比較設計 損切り幅の決め方は、手法のパラメータの中でも結果への影響が大きいわりに、検証が雑になりやすい部分です。「30pipsで切る」と決めている人と、「ATRの1.5倍で切る」と決めている人がいて、どちらが正しいかという議論にな…
手法・戦略2026年10月8日 ゴールデンクロスが壊れるのは「短い足」ではなく「ノイズがコストを超えた瞬間」 移動平均線のゴールデンクロス(短期移動平均線が長期移動平均線を下から上に抜ける現象。以下GC)は、最も古く、最も多く検証されてきたシグナルのひとつです。にもかかわらず「効く/効かない」の議論が終わらないのは、検証条件が人…